東京スカイツリー周遊コース

越中島乗船場~隅田川に架かる様々な橋~浅草近郊~東京スカイツリーを屋形船で周遊するコースです。

隅田川には多くの橋が架かっていますが、その造形はさまざまで、屋形船から眺めているだけでも楽しめます。また、橋ごとの歴史を知れば、より深く楽しみ事ができます。
桜橋からは、間近で東京スカイツリーを望むことができます。 ※実際のコースは、運航会社や天候、混雑程度により異なります

東京スカイツリー周遊コース

見どころ紹介

  • 永代橋と清洲橋
    永代橋と清洲橋

    関東大震災後、帝都復興事業のシンボルとして建設された永代橋と清洲橋は、当時の最先端技術を駆使して建設されました。当時の東京に住む人の心を支えたとも言われています。 清洲橋は「女性的な橋」と言われており、世界でもっとも美しいとされたドイツのライン川・ケルンにある吊り橋をモデルにしています。一方、永代橋は「男性的な橋」と言われており、放射線状の大規模アーチを中心とした豪快で優雅なデザインは、近づくほどに圧倒されます。

  • 芭蕉が詠んだ新大橋
    芭蕉が詠んだ新大橋

    元禄6年冬に架橋された新大橋ですが、当時が現在より200mほど下流に位置したそうです。当時、そのすぐ近所に住んでいた俳人松尾芭蕉は、橋の建設当時2つの句を詠みました。
    「初雪や かけかかりたる 橋の上」(完成直前)
    「ありがたや いただいて踏む はしの霜」(完成直後)
    どちらも橋の完成に対して、芭蕉自身や近隣住民の喜びを詠んだ句です。現在は、すぐ近くに「芭蕉記念館」があり、関係資料や句碑、銅像などが展示されています。

  • 落語に登場する隅田川の橋
    落語に登場する隅田川の橋

    隅田川近辺を舞台にした話が多く存在する落語。隅田川に架かる橋のなかには、噺のなかに登場するものもあります。浅草近郊に架かる吾妻橋は、「文七元結」「唐茄子屋」に登場します。両国に架かる両国橋は「たが屋」に、富岡八幡の傍に架かる永代橋は「永代橋」にそれぞれ登場します。
    また、落語のとある噺のなかで「身投げの本場は吾妻橋」と言っているそうですが、実際には噺の中で心中のつもりで飛び込んだ人物は一人もいないそうです。

  • 東京スカイツリー
    東京スカイツリー

    今年で2周年を迎える東京スカイツリー。634mという高さを誇る、日本の新しいシンボルです。足元は三角形、頂部に向けて円柱になっていくスタイリッシュなデザインは、最先端の技術と伝統的な技術の合わせ技です。また、ライトアップには、私たちの目に馴染みやすい日本の伝統色が使われています。誰もが見上げる東京スカイツリーは、東京の景観にしっかりと溶け込んでいますが、同時にその存在感が失われることはありません。

  • 『こち亀』と隅田川
    『こち亀』と隅田川

    日本人なら誰もが知る、国民的漫画『こちら葛飾区亀有公園前派出所』。2014年3月時点で、なんと189巻まで刊行されています。この通称『こち亀』は、漫画家・秋本治氏の代表作で、週刊少年ジャンプの最長連載作品です。その長さは、「少年誌の最長連載記録」としてギネス記録を保持しているほどで、記録は現在も更新中です。
    そんな『こち亀』の舞台には、隅田川近郊がよく登場します。主人公・両津勘吉の祖父は佃大橋が架かる佃出身で、昔と開発が進んだ現在までの変化の様子をコミックから伺うことができます。そして勝鬨橋は、連載700回記念の「勝鬨橋ひらけ!!」で、子どものころの勘吉とともに登場しました。コミックを開けば、これらのほかにも橋が登場するエピソードが見つかります。

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