No2屋形船の本場東京で、外国人に見て欲しい場所
2020/01/20 公開
近年、増加傾向にある外国人観光客にも高い人気を誇る屋形船。せっかく日本に来るのだから、伝統の文化を楽しみたい人というたちに支持されています。どうせなら船を楽しむだけではなく日本ならではの景色も楽しめたら一石二鳥ですね。東京の屋形船には、日本の観光地のエッセンスを凝縮して楽しめる数々のコースがあります。ここでは、屋形船のコース周辺で楽しめる、特にオススメの日本を代表する観光名所をご紹介します。
日本の新名所、スカイツリー
日本に観光に来たらまず外せないのが、東京スカイツリーです。築地や浅草から足を伸ばしてツリーに登る観光客も多くいますが、船に乗りつつ外観を楽しむのもまた別の楽しみがあります。ふもとの位置から眺めると、その高さと迫力には息を呑むほど。特にオススメなのが日替わりで美しくライトアップされる夜のスカイツリーです。隅田川の水をイメージしたブルーの光「粋」と江戸紫をメインカラーにした「雅」、どちらが見られるかも楽しみのひとつですね。
これぞ日本の美、浅草寺
多くの屋形船の発着地点として使われているのが浅草エリア。せっかくなら、浅草寺まで足を伸ばして観光してみましょう。訪れてみると最初に外国人観光客の多さに気づくのではないかと思います。平日には、日本人より外国人の方が多いこともあるほど、高い人気を誇ります。人気の秘密は都内でもっとも古い由緒ある寺院であることに加え、その寺まで続く長い仲見世通り。お饅頭や雷おこし、せんべいなど、出来立ての美味しそうな食べ物の匂いが、行き交う人々を魅了します。また、ちょっと怪しげな忍者グッズや芸者風の着物など、土産物の豊富さもウケているようです。にぎやかな仲見世通りからちょっと裏道に入ると、有名な手ぬぐい屋や伝統工芸のショップなど、日本の美に触れられる店が多く揃うので、見逃さないよう要注意です。
屋形船に乗りながら、お花見を
見られる時期はごく短期間に限られるものの、もし桜のシーズンに来日する場合には、墨田川にかかる桜橋を通るコースがオススメ。吾妻橋から桜橋の間、両岸を埋め尽くすピンクの木々の眺めはまさに圧巻の一言です。桜橋の桜の歴史は古く、江戸時代に川の氾濫を防ぐために植樹され始めました。その植えられた木の数が年月を経て徐々に増え、今では1kmにも及ぶ距離を誇ります。明るい昼間のお花見はもちろんのこと、ライトアップされた夜桜にも別の美しさがあります。昼は桜並木の下を歩き、夜は屋形船からの桜の風景を楽しむなんていう楽しみ方もできますね。