No74東京で屋形船を楽しむなら、運河ルネサンスがおすすめ!

東京の水辺や運河、水域利用の目的で整備する取り組み、運河ルネサンス。屋形船はもちろん、クルーズ船の周遊コースとしても活用されています。地域や民間企業が運河にまつわるイベントが開催されているため、景観を楽しむだけでなく、江戸の水上都市さながらの屋形船を楽しめます。

運河

屋形船で行く東京・運河ルネサンスの魅力とは?

水上都市・江戸を楽しめる運河ルネサンス。今回は東京の運河の歴史や運河ルネサンスの可能性、過去に行なわれたイベントをご紹介いたします。

隅田川

東京の運河と屋形船の歴史とは?

江戸時代、東京を流れる隅田川や東京湾は重要な交通路として使用され、人やモノを運搬、屋形船での舟遊びが盛んでした。しかし、戦後の高度経済成長期にさしかかり、東京港への貨物量が急増、さらに陸の交通インフラの整備が進みました。その結果、東京の河川を使った運搬は衰退していくことになります。しかし、1980年代に入り、屋形船での宴会が再燃し、現在も人気の高い観光資源となっています。これら、東京の運河の歴史を忘れない、また河川の活用やその周辺地域の活性化を目指し、立ち上がったまちづくりが運河ルネサンスです。

隅田川

東京の新たな観光スポットとして注目されている!

隅田川や東京湾を就航している屋形船は観光客だけでなく、東京に住む人にとっても身近な娯楽でもあります。屋形船など舟を使った観光は東京だけでなく、ベニスやアムステルダムなどがあります。世界的に人気の高い観光スポットでも取り入れられていることもあり、東京・江戸の伝統文化である屋形船を最大限に活用できます。運河ルネサンスはベニスやアムステルダムにも劣らない運河文化を提供できる可能性に満ちています。

ハゼ釣り

過去に開催された運河ルネサンスのイベント

運河ルネサンスでは、運河にちなんださまざまなイベントが開催されてきました。東京築地市場の移転先でもある豊洲で開催された「豊洲水彩祭」や「芝浦運河祭」では、運河クルーズ、キャンドルアート、フリーマーケット、模擬店、コンサートなどが開催されました。その他、「朝潮運河のハゼ釣り調査と運河探訪」や屋形船の体験乗船ができる「よみがえる中央区の川たち」など屋形船を活用したイベントが開催されました。

東京河川

今後も広がる東京河川の活用

運河ルネサンスは東京都や地元区が中心となって、今後、規制緩和や技術的支援が行なわれる予定です。そのため、観光桟橋や水上レストランなどの施設設置、イベントの開催なども柔軟に対応されることが予想されます。東京の伝統文化でもある屋形船とも相性が良いため、今後の運河ルネサンスは見逃し厳禁です。

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