No119水上バスVS屋形船 どっちにのる?それぞれの特徴を解説

「隅田川を通る水上バスと屋形船ってどう違うの?それぞれの特徴などあれば知りたい。週末の遊びにはどっちがいい?」
このように考える方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。
どちらも楽しそうですが、水上バスと屋形船は具体的にはどのような違いがあるのでしょうか。
この記事では水上バスと屋形船、それぞれの特徴を解説しており、レジャーの目的にあわせて参考になる内容となっています。
1日のレジャーの内容を考えている方はぜひ、内容をご確認ください。

屋形船

伝統的な水上遊覧が楽しめる屋形船

屋形船のルーツをたどっていくと平安時代の舟遊びにまでさかのぼります。
現在東京で行われている屋形船の遊覧は、江戸時代にはすでに原型ができあがっており、初期のころは有力大名や豪商が絢爛豪華な船を出して威を競っていました。
やがて庶民の間でも、船の上に部屋が一つ乗っているシンプルなスタイルが流行しはじめ、後に現代の屋形船として定着します。
屋形船は昭和初期の停滞期を経て、現在にいたるまで東京の人たちに好まれている娯楽の一つです。

料金

屋形船の特徴やルートと料金

屋形船のルートは周遊となっており、隅田川や浜松町周辺、荒川の一部にある船宿から出発し、お台場、スカイツリー、葛西臨海公園など東京湾をメインに周遊し、酒を飲んだり、料理を食べながら楽しみます。
伝統的な遊びである舟遊びを踏襲したもので、都会の喧騒を忘れてこころ穏やかなひとときを水上にて過ごすことができるのです。
もんじゃ焼きやお酒が気軽に楽しめるコースから本格料理コースまでそろっており、料金は5000円~となっています。1回の周遊の所要時間は2時間から2時間30分です。

天ぷら

料理と酒でゆっくりした時間を楽しむなら屋形船

もし、東京湾の上で優雅なひとときを楽しみたいのなら屋形船がオススメです。
東京の喧騒を忘れ、水の上で優雅なひとときを送るだけでも随分とリフレッシュできますが、花見シーズンには散りゆく花びらを楽しみつつ花筏を楽しむこともでき、屋形船の魅力はより一層際立ちます。
暑い夏の日は、混雑する陸上を避け屋形船からお酒を飲みながら花火を楽しむことが最高の粋というものです。
東京の観光には歴史ある遊びの屋形船遊覧はぜひ、組み入れたいものです。

水上バス

水辺からの東京観光にピッタリな水上バス

水上バスの歴史は古く、その期限は1885年に隅田川で運行がスタートした乗り合い汽船にまでさかのぼります。
東京の近代化にともない橋が多く架けられ、以前ほど水上交通の利便性は無くなりましたが、現在では、観光路線として水上バスは東京の水上観光を支える存在として活躍しています。
船は13種類あり、クラシカルなタイプから、ヒミコ、エメラルダス、ホタルナなど近未来的な船も開発され、就航しています。

水上バス

水上バスの特徴とルートや料金

水上バスは屋形船と異なり、基本的に水上交通手段という位置づけです。
したがって、水上で優雅に遊ぶというコンセプトではありません。
とはいえ、東京クルーズの水上バスはイベントクルーズなど、単なる交通手段ではないクルーズの楽しみを提供しています。
ルートは浅草、日本橋、浜離宮、日の出桟橋からお台場、ビックサイト、パレットタウンなどの湾岸エリアへのルートとなっています。
浅草からお台場まで70分なので、電車やモノレールで向かうよりも少し早めに到着します。
料金は、浅草発お台場着で1,380円~1,720円となっており、乗る水上バスによって運賃が変わります。

水上バスと屋形船、水の都東京の水路を楽しむにはどちらにもおすすめポイントがあります。
水上の快適な移動を楽しみたい場合は水上バス、都会の喧騒を逃れ酒と料理をお供に、東京湾岸での楽しい思い出を作りたい場合は屋形船が最適です。
桜と花火の季節には、屋形船の粋な風情が最高にマッチし、感激のひとときを過ごすことができます。
そんな魅力的な屋形船ですが、桜や花火の時期は予約が集中し、希望の日を確保することが難しくなります。
屋形船の遊覧を計画される場合、早めのご予約がおすすめです。
ご予約の際はぜひ、当サイトをご活用ください。

東京の屋形船TOPへ