No26東京の名所めぐりは浅草から!屋形船だと便利で楽しめる
2020/01/20 公開
東京の名所を巡る方法の一つに屋形船があります。浅草エリアからは、隅田川の橋めぐりやお台場までの夜景や料理を楽しめます。季節ごとに花火大会や桜の花見などを船上から楽しめるのも魅力です。浅草エリアと屋形船のご紹介です。
浅草周辺の観光と屋形船を楽しむために
東京の屋形船は38の事業者が組合を作って運営しています。船宿と呼ばれる事業者は独自の乗船場や公共乗船場を拠点として屋形船を運航しています。船の大きさや設備、コースや時間、貸切専門や乗合プランを持つ業者などさまざまです。
昔は殿方の夜の酒席として使われたイメージがありますが、今では会社の宴会や女子会だけでなく、バスツアーのコースに取り込まれるなど、花火大会や季節のイベントと連動した楽しみ方が人気になっています。
屋形船の設備面も清潔なトイレや展望デッキを設け、飲み放題などの飲食面でも船宿ごとの工夫やサービスがあります。今回はカップルや少人数でも気軽に楽しめる乗合いの屋形船を中心にご紹介します。
屋形船の乗合いで花火大会を海上から楽しむ
隅田川の西に浅草寺、東側に東京スカイツリーの観光スポットを持つ浅草駅周辺と両国橋までのエリアには、屋形船の乗船場が多くあります。船宿独自の乗船場を持っている業者も多くあるので、両国までの浅草エリアで乗合いプランを持つ業者が数件あります。
乗合いと言うと隣の知らない人と肩を並べるイメージですが、テーブルは別で衝立があったりとかの配慮がされています。カップルプランや記念日プランのある屋形船もあり、今ではホテルディナーを予約する感覚で利用できます。
昼出発のランチコースの船宿もあり、クルーズのあと浅草で観劇を楽しむなど、昼と夜をうまく組み合わせることも可能です。夏の花火大会を屋形船で見る乗合いプランもあるので利用してみてはいかがしょうか。花火や夜景を渋滞や混雑のない特等席で鑑賞できるのも屋形船の魅力です。
浅草の観光名所と屋形船の魅力にふれる
屋形船の魅力は東京の夜景と夕食を水上からゆっくり楽しめることですね。隅田川の橋をめぐりながらレインボーブリッジからお台場にいたる海上は屋形船がたくさん集まって、自ら夜景の主役にもなります。お台場のパレットタウン乗船場に30分ほど停船するプランもあり、自由度が広がります。
屋形船をデートや少人数で楽しむ方には乗合いプランがおすすめです。初めて浅草を観光される方は、日中に浅草やスカイツリーの名所を回って、夕方から屋形船で東京の夜景と食事を楽しむ充実した一日を過ごせます。浅草は雷門や仲見世だけでない食文化にも優れた店がたくさんあります。
屋形船を予約されたら食べ過ぎにも注意したいですね。春には隅田川上流の花見を楽しむ屋形船もおすすめです。冷暖房完備の整った屋形船がすべての季節で楽しみを提供してくれます。
予約も面倒だし地理もよくわからない方は
東京は初めて訪れるので地理もよくわからないと言う方には、東京駅から屋形船の付いたバスツアーが便利です。東京駅に集合して解散の手軽なプランの中には、屋形船の食事付きコースがあります。
季節によりプランが変わりますが、一度バスに乗ってしまえば、都内観光と屋形船を楽しめます。こちらは一名からでも申し込める優れモノです。古来、宮人の遊びとして発展してきた屋形船の歴史は、今では誰もが楽しめる時代になりました。
浅草に限らず品川や深川、江戸川にも屋形船があります。季節ごとに表情の違う隅田川から始まる屋形船の魅力にふれて、東京の街の名所や景観を心ゆくまで楽しんでいただきたいです。