No43屋形船で東京湾を旅しよう。絶景ポイントはこちら！
2020/01/20 公開
東京が作り出す美しい景色の中でも、海の上からしか見ることのできない絶景ポイントを見に行きませんか。乗り込むのは大きな船ではなく、水面に近いところを走る屋形船です。東京湾の上にはどんな景色が待っているか楽しみですね
レインボーブリッジが演出する絶景ポイント
東京湾屈指の人気スポットといえば、レインボーブリッジが楽しめるお台場エリア。ホテル日航東京やフジテレビ社屋といった近代的な建物が集まるお台場は、海の上からの眺望が抜群のロケーションです。お台場海浜公園や自由の女神、パレットタウンの観覧車など、見ているだけで楽しい気分にさせてくれます。タイミングが合うとゆりかもめが走る姿も加わって、絵葉書のような風景が広がります。
そして船が向きを変えると、いよいよレインボーブリッジが目の前に迫ってきます。屋形船から見上げるレインボーブリッジは圧巻！東京湾の象徴とも言えるレインボーブリッジの真下をくぐる体験ができるなんてワクワクしますね。レインボーブリッジ越しに見える東京タワーと、レインボーブリッジから見渡すお台場。昼夜問わず、往路で絶景ポイントになるのがこのエリアの特徴です。
隅田川にかかる永代橋から眺める絶景ポイント
永代橋からの東京湾の眺めは、黄昏時に息をのむような美しい光景に出会うことができます。永代橋の向こうに広がるのは、ウォーターフロントの豊洲エリア。水の上に並ぶビルを夕日が照らすと、すべてが包み込まれて絶景が映し出されます。夜になると、人々が暮らす灯が夜景となって浮かび上がり、明るい時間には、水しぶきとともに走り抜ける爽快感を味わうことができますよ。
もうひとつの絶景ポイントが、永代橋の奥にそびえる東京スカイツリー。特におすすめなのが、ブルーのコラボレーションが見られる日。永代橋は日が暮れるとブルーにライトアップされますが、東京スカイツリーのライトアップが「粋」の日には同じブルーに輝くんです。水面に反射するブルーを間近で感じることのできる屋形船から、幻想的な絶景を堪能してください。
品川のキリンからはじまる屋形船でめぐる絶景の旅
屋形船の乗り場のひとつに品川があります。利便性の良いこの場所のすぐそばにある絶景ポイントが品川のキリン。その正体は、品川埠頭で荷揚げ作業に使われているガントリークレーンという機械です。船に乗っているコンテナのあげおろしをする働きをしているのですが、その姿が首の長いキリンのように見えることから「港のキリン」と呼ばれることも。
ガントリークレーンが揃っていると、キリンの群れが並んでいるみたいで楽しい気分になります。日が暮れる頃には、埠頭のオレンジ色の灯りによってキリンたちが輝き出します。南側にある大井埠頭にもキリンの群れを眺めることができて、夜には羽田空港から飛び立つ飛行機のライトとの共演がロマンチックな空間を生み出します。海の上の動物園はあたたかさを感じる絶景ポイントです。
東京ゲートブリッジは東京湾に浮かぶ絶景のシンボル
大きな恐竜が向かい合うような形が特徴の東京ゲートブリッジ。橋そのものが絶景ポイントとも言えるほどの美しさを持っています。日が傾いてからの移りゆく景色には、時間を忘れてしまうほど。空の青がピンクやオレンジに溶けはじめるとショーの開演です。東京湾から眺める東京ゲートブリッジの西には、夕日の中に富士山のシルエットが浮かび上がる光景を望むことができます。
水平線に日が沈んでいくと、東京ゲートブリッジはライトアップに照らし出されます。その光には和の表現が込められていて、春の若草色、夏の海色、秋の紅葉色、冬の白金色など、ひと月ごとにメインカラーが変化します。乗船の際には、何色のライトアップか東京都港湾局のホームページをチェック。屋形船で東京湾の風を感じながら、東京ゲートブリッジと月が輝く夜景を堪能してください。
東京湾から屋形船で見る絶景ポイントはどれも魅力的ですね。参加する際は、動きやすいカジュアルな服装がおすすめ。日中との気温差がある季節には羽織ものがあると安心です。屋形船は2名から予約できる乗り合いのプランもあるので、お友達とのおでかけやデートコースにもおすすめですよ。