No44屋形船を知ってから見るスカイツリーの絶景ポイント
2020/01/20 公開
日本の電波塔として、東京タワーからスカイツリーにその役割が移ったのは今から約4年ほど前です。まだまだ人気のある東京のシンボル『東京スカイツリー』を屋形船から見てみましょう。江戸時代の屋形船と平成のスカイツリーが教えるそれぞれの絶景ポイントを教えます!
屋形船からスカイツリーを臨む風情がイマドキ
屋形船の歴史はとても古く遠い昔、平安の貴族が川に舟を浮かべ、月を眺めながら美酒に酔いしれたという時代から実は始まっています。そんな遠い昔はおろか数年前にも実現し得なかった屋形船に乗ってスカイツリーを鑑賞するというそんな時代が来たのです!屋形船とスカイツリーという時代を越えた和の融合、それこそがイマドキなのです。
普段見上げている場所よりさらに下から眺めるスカイツリーはまた違った趣があります。遠くからは小さく見えるスカイツリーも船が進むほどに近づき、その迫力を増します。今や観光客の予約も多い屋形船、風を感じながらスカイデッキからいくつもの東京の街並みやスカイツリーを眺める贅沢な時を是非お楽しみください!
屋形船のことを知って楽しみましょう
屋形船というと、とても敷居が高いイメージですが実はそんなことはないんです!気軽に楽しめるリーズナブルなプランも結構あります。時代が流れ今では誰もが気軽に楽しめる乗り物へと変化してきました。内装は江戸時代のままの畳敷き、浮世絵もあり江戸の風情をそのまま楽しめます。
東京湾から隅田川を走るわけですが、その辺りにはいくつもの橋が架かっていて、その橋の下を屋形船で通っていくというのが醍醐味というルートもあり、そのルートでは、いくつもの橋を通り抜けた先に東京スカイツリーが見えてきます。いつも地上で見ている眺めとはまったく別物!屋形船にはスカイデッキもあるのでそこから見るのもオススメです。船の種類もたくさんあり、夜には個性的に光る船のネオンがまた江戸っ子らしい。船のデザインもいくつもあるのでずっと見ていても飽きません。
屋形船とは考えただけで楽しい事がいっぱい詰まっている、そんな乗り物です。イマドキらしく屋形船からスカイツリーを眺めてみてください!
東京スカイツリーを楽しむ具体的なルート
東京湾から実際にどのルートを通ってスカイツリーまでいくのか気になりますね!そんな人のために大まかなルートを教えます!
まず乗船場を出発し、品川埠頭を通り一番最初の見どころ『レインボーブリッジ』が見えてきます。フジテレビや観覧車を楽しめるポイントです。竹芝桟橋から隅田川へと進みます。ここからスカイツリーまで走行する間に10ヶ所以上の橋をくぐります。これもまた非日常の世界です。屋形船で川に架かる築地にある勝どき橋や永代橋、隅田川大橋、この辺りを東京スカイツリーの上から眺めると、水面に光がキラキラと輝いていてとてもきれいな場所なんです。夜もまた違った表情になります。そして両国辺りを通り抜けると目の前には浅草寺が見えてきます。この周辺、江戸時代の風情を色濃く残しています。浅草寺を通りすぎると、いよいよ小さかった東京スカイツリーが目の前に大きく見えてくるという見ごたえのあるルートです。スカイツリーを前に何分間か停泊する屋形船もあります。昼も夜も楽しめるスカイツリールートを是非一度ご堪能下さい!
自然が織り成す東京スカイツリーの絶景ポイント
日本には四季があり、その季節ごとにおすすめの場所があります。春夏秋冬に分けてそのポイントをご紹介します。
スカイツリールートで見る春の絶景はもちろん桜です。このルートの絶景ポイントは、隅田川の川沿いにある墨堤公園。桜が咲き並ぶ隅田川とスカイツリーがともに鑑賞できる絶景ポイント、ここでは桜とスカイツリーを楽しむ為、しばし停泊します。ゆったりと屋形船に乗って、この絶景を鑑賞しましょう。
夏の絶景ポイントは、なんといっても花火です。隅田川を桜橋付近まで進むと目の前には何色にもライトアップされたスカイツリーと、夏の風物詩の花火が打ち上がります。屋形船から見るスカイツリーと花火の競演、まさに雅、絶景です。
そして秋は紅葉とスカイツリーの絶景。隅田川の川岸の木々が真っ赤に染まり、目の前にはスカイツリーがよく見えます。屋形船ならその隅田川をゆっくりとのぼっていけるのです。それこそが秋の絶景です。冬は空気が澄んでいてそれだけで特別、澄んだ空気の中を屋形船に乗り浅草寺辺りから大きく現れるスカイツリーを鑑賞できます。その辺りがまさに冬の絶景ポイントです。
東京にいながら四季を感じられる絶景ポイントの数々、自然と織り成す東京スカイツリーを屋形船に乗りながら眺めるのもまた格別です。日常にはない非日常の世界を一度は体験してください!