No53東京観光に訪れたら、一度は乗ってみたい江戸の風物詩・屋形船
2020/01/20 公開
夏の風物詩としても人気の高い江戸の風物詩。東京都内を流れる隅田川や荒川、東京湾を渡りながら、望む東京の夜景や花火は格別です。今回は東京観光に訪れたら、一度は乗ってみたい屋形船の魅力をご紹介いたします。
江戸時代から始まった屋形船
東京の屋形船の歴史は古く、徳川吉宗が江戸幕府を治めていた1700年頃から始まったとされ、当時から夏の風物詩として、愛されていました。現在ではどの時期でも利用でき、四季により、楽しみ方が異なります。春はお花見、夏は花火大会、秋はお月見や東京で人気のハゼ釣が楽しめます。冬になると空気が澄んでいるので、東京スカイツリーやレインボーブリッジといった東京の夜景を楽しめます。また、経済の中心でもある東京では日本国内だけでなく、世界中からビジネスマンが集まります。そのため、会合や会食、接待の会場としても人気があります。
観光客にも気軽に利用できる屋形船
屋形船と聞くと、大人数で屋形船を貸切、大宴会を行っているイメージを持っている方も多いのではないでしょうか。しかし、東京の屋形船には貸切船と乗合船の二種類あります。貸切船はその名の通り、20~30人などの団体客が一隻丸ごと貸しきれる屋形船でう。乗合船は他のお客さんとシェアできる屋形船です。そのため、少人数のお客様でも7500円から利用できます(料理付き)。少人数で東京観光に訪れたときは東京グルメを楽しみながら、東京の街並みを眺めることができます。
東京名物のグルメを味わえる
屋形船はクルージングのみで利用することもできますが、ほとんどの屋形船は料理付での利用が一般的です。また、料理も東京を代表するもんじゃ焼きや天ぷら、お刺身、お鍋などを味わうことができます。小部屋に区切られている屋形船もあるので、気心の知れた仲間たちとゆっくりと食事や風景を楽しむことができます。屋形船の乗り場は東京観光に人気の高い浅草近くにあることが多いので、東京観光に来た際にはぜひ体験してみてください。
屋形船の利用はやっぱり夏がおすすめ!
現在、東京の屋形船はオールシーズンで利用することができます。しかし、元々、屋形船は江戸の夏の風物詩として知られています。東京は世界の都市と比べても、ヒートアイランド現象が顕著な都市でもあります。そのため、東京観光のときは熱中症にならないように気をつけなければいけません。そこでおすすめしたいのが東京名物の屋形船です。真夏の屋形船は、涼を求めるには最適です。屋形船の室内も快適な空調に保たれているので、東京観光を兼ねた休憩スポットとして利用するのもおすすめです。