浜松町駅は港区に所在します。山手線なら新宿駅から23分、京浜東北線なら東京駅から4分の好アクセスです。さらに、空へと続く羽田空港国際線ビル駅までは東京モノレールでたったの13分で到着します(空港快速利用時)。そのため、旅行シーズンは大きなスーツケースを持った人たちでごった返すのが浜松町駅の風物詩となっています。
また、浜松町駅は海へも通じています。竹芝桟橋から伊豆諸島や小笠原諸島へ向かう定期船が出航しており、人や物の玄関口となっているのです。
JR3・4番線ホームに建つ像「小便小僧」は月ごとに衣装を変えて、駅利用者の目を楽しませてくれています。設置当初は裸の状態でしたが、ある寒い日に女の子が毛糸の帽子をかぶせてくれたのをきっかけに、衣装を着せてもらえるようになりました。現在は、港区の手芸ボランティアグループ「あじさい」によって毎月26日になると着せ替えられています。お正月には袴、夏には海水浴スタイルなどと季節に合わせた装いを見せてくれます。
千年以上の歴史を誇る都内有数の神社芝大神宮は、神前結婚式・挙式に人気です。天照皇大御神の神明かりのもと、厳粛で和やか&華やかな婚儀を行うことができます。参列者には芝大神宮特有の「幸福御守」が授与されます。
また、毎年9月に行われる例祭は別名「だらだら祭り」と呼ばれ、古くから親しまれています。これは、10日間だらだらと続くことからついた名という説があります。
現在東京に残る、数少ない江戸初期の大名庭園です。大きな池の回遊式泉水庭園を中心に数々の名石が用いられた石組みを見ることができます。植物の種類も豊富で、春にはサクラやフジ、夏にはキキョウやハナショウブ、秋にはハナミズキやモミジの紅葉にヒガンバナ、冬にはウメと、四季折々に私たちの目を楽しませてくれます。また夏には七夕演奏会や納涼寄席といった季節感を楽しめるイベントも開催されています。
言わずと知れた東京名所・東京タワーは、浜松町駅から歩いて15分程度の場所にあります。赤と白のツートン・カラーのタワーだと思われがちですが、正確にはインターナショナルオレンジと白のツートン・カラーです。これは、航空法で定められた色だそうです。夜になると楽しめるライトアップは日時によってバージョンが異なります。屋形船からも眺めることができますので、ぜひ探してみてください。
晴れた日は、浜松町をのんびり散歩しませんか?まず浜松町駅に着いたら小便小僧にご挨拶。
旧芝離宮恩賜庭園では江戸時代から続く日本の美意識に触れ、東京タワーの展望台からは現代の東京を眺める。
そのあとは、劇団四季のミュージカルを楽しんでもいいかもしれません。
あるいは、竹芝桟橋から地平線を眺めるのもいいですね。
そして最後は、屋形船からさっきまで登っていた東京タワーを望む…。なんだか贅沢な1日になりそうです。
検索結果8件